この記事でわかること
テキストアプリ Draftsでは、アクションという名前のコマンドを使うことができます。この記事では、アクションの使い方について記載します。
アクションは、ドラフト内のテキスト操作や他のサービスやアプリへのテキスト出力など、さまざまな形で利用できるコマンドです。シンプルなテキスト挿入や特殊文字の挿入から、NotionなどのWebサービスとの連携に至るまで、幅広い形式があります。私がDraftsを使っているのは、このActionが便利であることが大きな理由です。
アクションの基本
アクションリストのアクセス方法
①メニューボタン
②アクションリストグループパネル
③アクションリストパネル
④アクションバーグループ
⑤アクションバー
アクションは画面右側のアクションリストパネルか、画面下側のアクションバーから選んで使うことができます。Macでアクションリストパネルを表示するには、メニューボタンを押してください。iPhoneやiPadなら、画面を左にスライドしてもパネルを表示できます。
アクションを実行するには、アクションをダブルクリックするだけです。
テキスト操作とサービス統合
Draftsには多くの既定のアクションが備わっています。また、Drafts公式ページにあるAction Directoryから多数の使用可能なアクションをインストールできます。
私が作ったものもいくつか置いてあるので、よければインストールしてみてください。
アクションを作る
Drafts Proユーザーであれば、アクションを作ったり編集することができます。Action Directoryにはいくつもの素晴らしいActionが置いていますが、自分が使う時にどうしても痒いところに手が届かないと感じてしまうことがあります。
たとえば、これは私が作ったActionです。
このアクションをdraftに実行すると、1行目をタイトルとしてページを作り、2行目以降をページ内にメモとして追加します。
DirectoryでNotionと検索すれば、ページを作るアクションはいくつかでてきます。しかし、私が欲しかったのは「2行目以降をページ内に追加してくれる」アクションでした。そのようなアクションは見る限りありませんでした。また、ものによってはメンテナンスがされておらず、最新のAPIに対応していないといったこともありました。
またDraftsを使っていると、「自分の作ったNotionのデータベースプロパティに値を入れたい」などという場面も出てきます。これを実現しようとした場合はパラメータも一つずつスクリプト内に書き込む必要がありますが、そこまで対応してくれるアクションはありません。
Drafts Proであればスクリプトを書き換えるだけで実現できます。これが、私がDrafts Proを使っている理由です。
このページでは私が作ったアクションや、その作り方を紹介してゆきます。ぜひ試しに使ってみてください。